映画タイトル | 相棒 絶体絶命!42.195km東京ビッグシティマラソン |
映画上映時間 | 約117分 |
映画製作年 | 2008年 |
鑑 賞 日 | 2008年5月16日(金) |
映画鑑賞方法 | 映画館 |
費 用 | 0円(映画招待券を使用) |
この映画を観る きっかけ |
これはテレビ番組でやっていた時から、かなり好きだったので絶対観たかった。 |
映画監督 | 和泉聖治 |
主な出演者 | 水谷豊 / 寺脇康文 他 |
映画ストーリー |
東京郊外にあるテレビ塔。そのテレビ塔の上に1人の男性が殺され吊るされていた。彼の名は仲島孝臣。元人気キャスターだった。そしてそのテレビ塔近くに、「f6」という奇妙な文字が残されていた。 衆議院議員の片山雛子(木村佳乃)のもとに、メロンが送られてきた。雛子を応援する後援会の方々からだろうと、雛子は秘書に「みなで分けるといいわ」と言った。しかし、そのメロンに同送されていた封筒を秘書が開けた途端、その封筒は爆発してしまった。幸い殺傷能力のない程度の爆弾だったため、秘書は軽いヤケドで済んだ。しかし雛子はその後、海外視察に出掛ける予定になっていた。そこで雛子と面識のある警視庁特命係の杉下右京(水谷豊)と亀山薫(寺脇康文)が雛子の護衛をする事になった。雛子の車が空港へ向かう途中、爆発物で雛子は襲われた。幸いにも杉下と亀山が早急に気付いたため、雛子にケガはなかった。そして無事、雛子は海外視察へ飛び立ったのだが、雛子が爆発物で襲われた場所に、またもや奇妙な「c4」という文字が残されていた。 一時、特命係に左遷されていた事のある陣川公平(原田龍二)が、杉下のもとに駆け込んできた。今は警視庁の経理で事務をやっている陣川だが、杉下や亀山を今でも慕っているのだ。その陣川が会員制のWebサイトSNSで、処刑リストという掲示板を見付けたのだ。その掲示板には、仲島孝臣の名前や片山雛子の名前が載っていた。しかも、仲島孝臣はテレビ塔での首吊り、そして片山雛子は爆死と記載されていたのだ。もしやコレは、この掲示板を利用した予告殺人ではないのだろうか? 杉下と亀山は仲島孝臣について調べ始めた。すると、仲島孝臣は殺される数日前まで、ひつこく仲島孝臣へ会いたいとの電話がかかってきていたと聞く。もちろん誰も仲島孝臣へその電話は繋げなかったらしいが、一体それは誰なのか?その電話を取った人の話しによると、若い女性の声だったとの事。 杉下と亀山は、雛子のもとを訪ねた。雛子にも若い女性から「会いたい」との電話はなかったかと聞くが、毎日たくさんの人から電話があるため、杉下らが探している女性の電話は特定出来ないとの回答だった。 しかし調べていくうちに、その電話の女性は守村やよい(本仮屋ユイカ)だと分かった。そして捜査一課の伊丹憲一(川原和久)や三浦信輔(大谷亮介)や芹沢慶二(山中崇史)は、彼女を任意同行で警視庁へ連れてきた。しかしスグに弁護士の武藤かおり(松下由樹)がやってきて、守村やよいを連れ帰ってしまった。 後日、杉下と亀山は武藤の事務所を訪れた。そして守村やよいと一緒に武藤の事務所へ入ってきたのは、木佐原芳信(西田敏行)だった。木佐原はかつて大学教授だった。しかし5年前、息子の渡がボランティア活動で海外へ行った際、退去勧告を無視した上に海外で捕らわれ、そして殺されてしまった事件を機に、大学を辞めてしまっていた。実はその時、マスコミからかなり過激なバッシングを受けていたのだ。退去勧告を無視したのだから、殺されて当然なのだ…と。そしてそんなマスコミにあおられ、人々も木佐原を攻撃してきた。木佐原はそんな状態から娘を守るため、渡の妹でもある娘に名前を替えさせた。それが守村やよいだった。 守村やよいは杉下へ、1通の手紙を渡した。兄である渡の友人で、やよいも可愛がってもらっていた塩谷和範(柏原崇)からの手紙だった。友人である渡、その渡に海外でのボランティアを誘ったのは自分である事が書かれていた。だから渡を殺したのは自分のようなものなのだ…と。 杉下と亀山は、処刑リストの掲示板を作った人物に会った。しかしその人物は、確かにこの掲示板の元を作ったのは自分だが、掲示板は乗っ取られてしまい、そして今のような掲示板に変えられてしまったのだと言う。その乗っ取った人物のメールアドレスを控えいるとの事で、そのメールアドレスに杉下は連絡を入れてみた。すると、そのアドレスから奇妙な記号で返事が返ってきた。杉下はその返事を見て、「f6」や「c4」というのはチェスで使用される記号なんだと気付いた。杉下は犯人かもしれない人物と、メールでチェス対局をする事になった。慎重に慎重に進め、無事にチェス対局は杉下の勝利で終わったのだが、終了したチェスの駒の並びを見た杉下は、ある事に気付いた。対局終わった後のチェスの駒の並び、それが後日行われる東京ビッグシティマラソンのコースと全く同じ形だったのだ。犯人の本当の狙いは、マスコミやそのマスコミにあおられて渡を見殺しにした、この世の人々全員がターゲットなのだ。そしてその目標が、たくさんの人が集まる東京ビッグシティマラソンなのだ。そしてその東京ビッグシティマラソンは、明日開催される事になっているのだ。 警視庁総動員で塩谷を探している中、雛子は議員内記者の鹿手袋啓介(西村雅彦)と接触していた。500万円という大金で、雛子は鹿手袋からSファイルという機密文書を手に入れていた。そのSファイルには、木佐原渡に関しての極秘情報が記載されていたが、当時の議員らはそのSファイルそのものの存在すら封印していた。それを雛子は、鹿手袋を通して手に入れたのだった。 警視庁はとうとう、塩谷を見付ける事が出来ず朝を迎えていた。杉下や亀山は東京ビッグシティマラソンの会場で、塩谷がセットしている可能性のある爆弾を探していた。 爆発は阻止出来るのか?塩屋を探し出す事は出来るのか?そして雛子が手に入れたSファイル、それには一体どんな機密文書が記載されているのか?警察が走りまわる中、東京ビッグシティマラソンの開始合図が鳴り響いた…。 |
satomiの勝手な 映画感想 |
この事件の真犯人(それは見てからのお楽しみね)は映画開始から20分くらいでスグ分かっちゃったけど、それでもかなりスリルのある映画になっていた。真犯人は分かっていたけど、スピード感あるストーリーに、思わず身体を乗り出して映画を観てた。しいて言えば、やはり真犯人が分かるような映像を、もうちょっと工夫して欲しかったなぁ。 |
satomiの勝手な オススメ度 |
★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ☆ |
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