映画タイトル | 子ぎつねヘレン |
映画上映時間 | 約108分 |
映画製作年 | 2005年 |
鑑 賞 日 | 2006年5月2日(火) |
映画鑑賞方法 | 映画館 |
費 用 | 0円(映画招待券を使用) |
この映画を観る きっかけ |
色々な方から勧められたので。 |
映画監督 | 河野圭太 |
主な出演者 | 大沢たかお / 深澤嵐 他 |
映画ストーリー |
東京で暮らす母子。、カメラマンの母の大河原律子(松雪泰子)と8歳になる息子の大河原太一(深澤嵐)。ある春の日、母子は北海道で獣医をしている律子の幼なじみであり律子の再婚相手の矢島幸次(大沢たかお)の家へ引越すことに。しかし引越し直前、律子は突然の大仕事でミニロネシアへ行かねばならない事になり。その為、太一は一人で先に北海道へ引越す事となる。 矢島には中学2年生になる美鈴(小林涼子)という娘が1人いた。矢島は口が悪い上に人付き合いが苦手、そのため突然1人で引越ししてきた太一にどう接していいのか分からないでいた。そして娘の美鈴の方は、ずっと亡くなった母に代わって家を守ってきたせいか、大人びたクールな性格をしていた。お互いがお互いを思いやっているのだが、それを上手く表に出せない3人。何となくまとまらない家族だった。 新しく転校した学校にも上手くなじめない太一。そんな太一が学校の帰り、道端で震えている子ぎつねを見付けた。その子ぎつねを太一は交番に届けるが、交番のおまわり(阿部サダヲ)はあろう事か、傷ついた野生動物を引き取ってくれるだろうと矢島の所へ電話をしてしまったのだ。 しかし、矢島の所へ連れていかれたその子ぎつねは、実は目も見えず耳も聞こえていないという事が分かった。安楽死という言葉が矢島の頭によぎった時、太一は自分がその子ぎつねを飼いたいを言った。こんな難病の子ぎつねは、決して長生き出来ない。何もしてあげれず、ただただ死に近付くだけの子ぎつねを毎日見るだけになるであろう太一を心配し、子ぎつねを飼う事を矢島は猛反対した。しかし太一の決心は固かった。しぶしぶながらも矢島は太一に、子ぎつねを飼う事を了解した。そして子ぎつねの名前は、目も見えず耳も聞こえていないと分かった時に矢島がボソッとつぶやいた「まるでヘレン・ケラーだな」という言葉からとって、ヘレンと名付けられた。そんな太一とヘレンの関係を見て矢島は、太一を「サリバン先生」と呼んで励ましていた。 しかし太一が思ったほど、ヘレンの世話は甘くなかった。目も見えない耳も聞こえないヘレンにとって、世の中にある全ての物が敵なのだ。ミルクを飲ませようと思っても、ヘレンにとってそれは本当に食べていい物なのかどうかも分からないのだ。その為、何も口にしようとしなかった。そして時々は、パニックを起こしたかのように暴れたりもした。それでも太一は決して逃げなかった。優しくずっとヘレンに接していた。 しかし、ヘレンの病状は刻々と進行していた。ヘレンの死が、もうそこまで近付いていた…。 |
satomiの勝手な 映画感想 |
基本的には邦画を観ないsatomiだが、この映画はかなり泣いた。かなりオススメ出来ます。 |
satomiの勝手な オススメ度 |
★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ☆ |
あなたのこの映画への感想等をお聞かせ下さい。
是非掲示板へ書き込みして下さいネ♪