satomiの勝手な
映画感想 |
アメリカ マサチューセッツ州。ここの高層ビル最上階に住む10歳の少年ヒロキ・サワダはマサチューセッツ州工科大学に通う大学院生。皮膚や血液からその人間の先祖をも突き止めることの出来る“DNA探査プログラム”を開発させた天才少年。現在のヒロキは、1年で人間の5歳分を成長させる人工頭脳ノアズ・アークの開発を手がけている。そしてそのヒロキを全面的にバックアップしているのがIT産業界シンドラー・カンパニーのトマス・シンドラー社長だった。そのヒロキがビルの屋上から飛び降り自殺をした。
それから2年後の東京、米花シティホール。ここで新型ゲーム「コクーン」の発表が行われることになり、各角界著名人やその子供もしくは孫らが招待されていた。そして選ばれた50名の子供らがこの「コクーン」を体験出来ることになっていたのだが。そんな華やかな会場下の地下では、この「コクーン」製作の責任者である樫村が殺害される。樫村の血がついたパソコンのキーボードのダイイングメッセージ“JTR”から、コナンは犯人の手がかりがこのゲーム「コクーン」の中にあると睨み、そして50人の子供達の1人としてゲームに参加する事にした。JTR…、それはJack
The Ripperの略。19世紀末(1888年頃)のロンドンに実在した殺人鬼の呼び名だったのだ。
ゲームは5ッ用意されていた。その中からどれかクリア出来そうなゲームを選んで参加するものだった。1ッ目は“ヴァイキング”。2ッ目は“パリ・ダカールラリー”。3ッ目はコロセウム”。4ッ目は“ソロモンの秘宝”。そして5ッ目は“オールド・タイム・ロンドン”。しかし、このゲームは、参加者50人のうちの誰か1人でもゲームクリアしなければ全員の命がないという物だった。本当の命をかけての参加型ゲームだったのだ。そしてコナンは100年前のロンドンが舞台となっている5ッ目のゲームに参加する事にした。全ての手がかりを探すために…。 |