映画タイトル クイール
映画上映時間 約100分
映画製作年 2003年
鑑 賞 日 2006年8月21日(月)
映画鑑賞方法 映画館
費  用 0円(映画招待券を利用)
この映画を観る
きっかけ
招待券を貰ったので、何となく。
映画監督 崔洋一
主な出演者 小林薫 / 椎名桔平 他


映画ストーリー
水戸レン(名取裕子)の家に、ラブラドール・レトリーバーの仔犬が5匹産まれた。水戸レンは兼ねてからの願いで盲導犬訓練士の多和田悟(椎名桔平)へ電話を入れた。この5匹の仔犬を盲導犬に育ててくれないか…というお願いだった。最初は断っていた多和田だったが、何度も何度もお願いの電話をしてくる水戸に根負けし、1匹だけなら引き取ると了解した。5匹の仔犬を並べ、少し離れた場所から「おいで!」と声をかける。その声にスグ反応して寄ってくる仔犬はNG。「何か用?」という顔をするだけの仔犬なら、盲導犬の素質がもしかしたらあるかもしれないので、そういう仔犬が5匹の中に1匹いたら、その1匹を引き取るという条件付きだった。そしてそのテストに合格したのが、お腹にブチ模様のある仔犬だった。
生後43日後から1歳の誕生日を迎えるまで、パピーウォーカーの仁井夫妻にまずその仔犬は預けられた。そこでこの仔犬は“大きな鳥の羽根”という意味をもつクイールと名付けられた。その仁井夫妻の元で愛情たっぷり1歳まで育てられ、1歳になった後は関西盲導犬協会総合訓練センターの多和田の元へ帰って来た。そして盲導犬としての訓練が始まった。
クイールが盲導犬としての訓練を終えた時、1人の男性にクイールは渡された。その男性の名は渡辺満(小林薫)。42歳のときに糖尿病で失明したのだ。今度はこの渡辺とクイールの息を併せるための訓練が始まった。そして無事、渡辺とクイールはこの関西盲導犬協会総合訓練センターを卒業する事が出来たのだった。
クイールと渡辺との生活が始まった。渡辺の妻(戸田恵子)は犬が苦手だったが、次第にクイールを可愛がるようにもなっていった。
しかし、クイールとの生活は長く続かなかった。渡辺の元へクイールがやってきて2年がたった頃、渡辺は重い腎臓病であることが判明。3年もの間、入退院を繰り返していた。その渡辺が入退院を繰り返している3年間、クイールが多和田のいる関西盲導犬協会総合訓練センターに戻っていた。渡辺がいつか必ず、迎えに来てくれると信じて…。
カツカツカツ。懐かしい渡辺の杖の音が、関西盲導犬協会総合訓練センターに響いた。クイ−ルは飛び跳ねて喜んだ。しかし渡辺とクイールはセンター内を30mほど一緒に歩いただけで、渡辺はそのままクイールの前から姿を消したのだ。永遠に姿を消してしまった…。
satomiの勝手な
映画感想
コレは実話を映画化されたもの。鳴くことも禁止される盲導犬、しかしここまで人を信じて尽くしてくれるとは、本当に切なくて可愛いと思った。

クイールのホームページはコチラ
satomiの勝手な
オススメ度
 ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ☆ ☆ ☆



あなたのこの映画への感想等をお聞かせ下さい。
是非掲示板へ書き込みして下さいネ♪