映画タイトル のだめカンタービレ 最終楽章 前編
映画上映時間 約121分
映画製作年 2009年
鑑 賞 日 2009年12月19日(土)
映画鑑賞方法 映画館
費  用 1,000円(割引券を使用)
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きっかけ
このドラマにはかなりハマって、ずっと観ていたので。
そのストーリーの完結編だって事なので、絶対観たいと思っていた。
映画監督 武内英樹
主な出演者 上野樹里 / 玉木宏 他


映画ストーリー

指揮コンクールで優勝した千秋真一(玉木宏)は、パリの私立オーケストラ「デシャン管弦楽団」で指揮を振っていた。千秋曰く、このオケは「真面目でいいオケ」らしい。そのオケが新しい常任指揮者の候補として、千秋とジャン・ドナデュウ(ジリ・ヴァンソン)に客演で指揮を降らせ、大喝采をあびた千秋だったが、このオケの常任指揮者はジャンに決定してしまった。
千秋はエリーゼ(吉瀬美智子)の差し金で、若き日のシュトレーゼマン(竹中直人)が指揮を務めた「ルー・マルレ・オーケストラ」の常任指揮者となることになった。
さっそくフランク(ウエンツ瑛士)とそのオケを偵察しに行った千秋だったが、ものすごく大雑把な上に合っていない演奏と、全くやる気の感じられないオケの態度を目の当たりにして、あまりのショックで千秋は愕然としてしまう。老舗のオケにもかかわらず、近年資金不足のためリハもままならず、多くの団員が辞めていき、そして公演にも観客が集まらず、悪循環が続いているらしい。その上、2日後に迫った定期演奏会の指揮者が、突然指揮を断ってきた。そこでルー・マルレ・オーケストラの事務局員兼ライブラリアンのテオ(なだぎ武)は、どうせ近々常任指揮者になるんだし、しかも安くて頼みやすいであろう…と、千秋にこの2日後に迫った定期演奏会の指揮を突然頼んできた。仕方なくリハーサル室へ行った千秋だったが、このオケのコンサートマスターであるトマ・シモンは、千秋に協力的ではない。
一方「のだめ」こと野田恵(上野樹里)は、コンセルヴァトワール(音楽学校)の進級試験を控えていた。千秋に一歩でも近付くため、そして千秋の振る指揮でピアノを弾くため、のだめは必死で頑張っていた。
ルー・マルレ・オーケストラの現状を知らないのだめは、千秋の指揮者就任を喜んでいた。そんな中、千秋は2日後に迫ったこのルー・マルレ・オーケストラの定期公演で、ラヴェルの『ボレロ』のチェレスタの演奏を頼んだ。大好きな千秋と一緒に舞台に立てると大喜びなのだめだったが、その大役はひょんなことから、コンセルヴァトワールに転入予定の孫Rui(山田優)が引き受けることに。落ち込むのだめだったが、千秋を気遣い健気に振舞う。
準備不足の中、マルレ・オケの公演の日がやってきた。期待に胸膨らませる、のだめ。しかし、千秋の悪い予感が現実となってしまった。情けない音を奏でるマルレ・オケの団員たち。懸命に指揮する千秋だったが、『ボレロ』がボロボロになっていく。大爆笑と嘲笑の拍手が会場に鳴り響く。情けなさに打ちひしがれる千秋。「あの時と同じだ」。千秋の脳裏をよぎったのは、初めて指揮をとったSオケの初練習の時の散々な思い出だった。
その日を境に、再び奮い立つ二人。のだめは、進級試験でトレビアン(最優秀)を目指し、練習に没頭する。千秋は、団員のオーディションを繰り返し、厳しいリハでマルレ・オケを懸命に立て直す。そのオーディション会場には、ライジングスター時代の黒木(福士誠治)の姿もあった。
9月。オーケストラの新しい演奏会の年の始まり。今期のマルレ・オケ定期公演の日も迎えた。会場は満員の観客で埋め尽くされた。極度の緊張感に襲われる団員たち。のだめも期待と不安を胸にその瞬間を待っていた。千秋は万感の思いを胸に、タクトを手に取り、静かに振り下ろした……。

satomiの勝手な
映画感想
テレビドラマの時のような、ちょっと笑える映像がかなり少なかったのは残念でしたが、でもやはり映画ですねぇ〜。オーケストラの音の響き方は良かったです。
・・・でっ、この映画って「前編」なんですよねぇ。「後編」は2010年4月17日から公開らしいけど、この映画のストーリーをその日まで覚えていられるかなぁ?
satomiの勝手な
オススメ度
 ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ☆ ☆