映画ストーリー |
メイン州ニューイングランド、セント・クラウズにある孤児院でホーマー・ウェルズは産まれた。産まれて間もなく里親に引き取られるが、赤ちゃんであるホーマーが全く泣かないと心配になった里親から返されてしまった。次に引き取られた里親の家では、全く泣き止まないと言われ、再びホーマーは返される。そこでこの孤児院で世話人もしていた医者のウィルバー・ラーチ先生(マイケル・ケイン)は、自分の助手にと医学的な勉強をホーマーに教えた。
1943年3月、青年に成長したホーマー(トビー・マグワイア)は立派にラーチを助けていた。そんなある日、ウォリー・ワージントン(ポール・ラッド)とキャンディ・ケンドル(シャーリーズ・セロン)という男女が訪ねてきた。法ではまだ認められていない堕胎手術を受けにセント・クラウズにあるこの孤児院へ来たのだった。
キャンディが退院し2人が家へ戻る事になった時、ホーマーはウォリーへ一緒に車に乗せて連れて言って欲しいと頼んだ。そしてセント・クラウズを飛び出し、ウォリーの家があるケニス岬までホーマーは一緒に行く事になる。その車中で何のあてもなく仕事もないというホーマーへウォリーは、自分の家のりんご園で良かったら働かないかと言う。そしてその有り難い誘いをホーマーは受け、そしてりんご園(サイダーハウス)で働くこととなった。 |