映画タイトル Dr.パルナサスの鏡
英語タイトル THE IMAGINARIUM OF DOCTOR PARNASSUS
映画上映時間 約124分
映画製作年 2009年
鑑 賞 日 2010年1月23日(土)
映画鑑賞方法 映画館
費  用 0円(映画無料券を使用)
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きっかけ
映画公開前のテレビCMを観て、ぜひ観てみたいと思っていた。
映画監督 テリー・ギリアム
主な出演者 ヒース・レジャー / ジョニー・デップ 他


映画ストーリー
2007年、ロンドン。酔っ払いがふらつく真っ暗な街中に、突然旅芸人の一座が今にも壊れそうな馬車で現れた。座長のパルナサス博士(クリストファー・プラマー)の出し物は、人が密かに心に隠し持つ欲望の世界を、鏡の向こうで形にして見せる「イマジナリウム」。博士の鏡をくぐりぬけると、そこにはどんな願いも叶う摩訶不思議な迷宮が待っている。だが、怪しげな出し物に興味を持つ客はなく、博士は何かに怯えていた。
実は、かつて偉大な僧侶だった博士。その博士には悲しい秘密があった。悪魔のMr.ニック(トム・ウェイツ)にそそのかされて、1人の女性に恋をしたことからすべてが始まった。不死と若さを手に入れる代わりに、生まれた娘が16歳になった時、悪魔の彼に差し出す約束をしてしまったのだ。
何も知らない博士の娘ヴァレンティナ(リリー・コール)は、殺されそうになって橋に首をくくわれていた青年トニー(ヒース・レジャー)を助ける。記憶喪失のトニーは一座に加わると、巧みな話術で女性客を惹きつけ、ヴァレンティナも彼に心奪われる。そして悪魔Mr.ニックとの約束期限の3日前、Mr.ニックがパルナサス博士の前に現れ、再度賭けをしようと話を持ちかけた。もしこの新たな賭けに勝てば、娘を渡さなくてもいいとパルナサス博士に告げる。その賭けとは、鏡の世界に入り込んだ客に、悪魔の欲望の道と節度ある博士の道を選択させ、先に5人を獲得した方が勝ちというものだった。
事情を知ったトニーは、次々と女性客を鏡の中へ誘導。そして、記憶を取り戻し、自分を殺そうとした男たちの姿に気付いたトニーも鏡の中へ逃げ込む。鏡の中で客の願望を形にしたトニー(ジョニー・デップ)は、次々と客を博士の選択へ導く。しかし残り1人になったとき、トニー自身の願望を反映したトニー(ジュード・ロウ)が誘導に失敗。追っ手と悪魔に迫られ、一緒に鏡の中へと逃げ込むトニーとヴァレンティナ。すると、ヴァレンティナの願望を反映したトニー(コリン・ファレル)が彼の真の姿を現す。
期限まであとわずか。パルナサス博士とヴァレンティナの運命は・・・?
satomiの勝手な
映画感想
映画ストーリーの意味は分かるんだけど、ストーリー展開があまりにも速すぎて、結局何が何だかよく分からなくなってきて。satomi的には、もう少しストーリーをまとめて欲しかったなぁ…と思う映画だった。まっ、突然の台本修正等で、その辺りは難しかったのかもしれないけど。


【映画秘話】 (オフィシャルホームページより抜粋)
2008年1月19日、「現実」世界を描くロンドンでの撮影が終わり、1週間の休みを取った後にカナダのバンクーバーで、撮影を再開することになっていた。
そこでは鏡の中の「想像」の世界の特撮が行われることになっていた。
しかし2008年1月22日正午、突然最悪の悲劇が起った。
『ヒース・レジャー死亡』というニュースが飛び込んできたのだ。
薬の過剰摂取によるヒースの死は、スタッフキャスト全員を衝撃に落とし入れた。
ギリアムは、製作中止を考えた。
そんな中、ギリアムはジョニー・デップに電話した。
ジョニーはギリアムに、どんな援助でもすると即答した。
ヒースの死後2日目、ギリアムとペコリーニはロスに飛び、ジョニーにヒースの演技を撮ったテープを見せ、午前3時までキッチンで飲んで過ごした。
ギリアムはジョニーに「助けてくれないか」と頼んだ。
ジョニーは、『そうだね。了解したよ』と言ってくれた。
ジョニーの素晴らしいところはそういうところだ。
彼は救いの神だったが、ジョニーには別の撮影があり、一人で代役をこなすことは不可能なことが発覚する。
ギリアムはヒースの友人であるジュード・ロウとコリン・ファレルを使うことを決めた。
3人のヒーロー、ジョニー・デップ、コリン・ファレル、ジュード・ロウがバンクーバーにやってきた。
トニーが別世界にトリップした部分を演じるために。彼らの素晴らしい心の大きさと愛情が、この映画とヒースの最後の演技を救ってくれた。
鏡の中の世界では、トニーの容姿が変わるという設定に変えてから、脚本の修正は簡単だった。
ジョニーには魅惑的な誘惑の雰囲気があり、コリンにはダークな一面があった。
ジュードは、その二人の真ん中にはまった撮影は、2月25日に再開された。
結局、ジョニーは一日半だけの撮影となり、ギリアムは彼が役に入るのが難しいのではないかと心配した。
しかし、彼はすごく入念に準備していたので、文句なく素晴らしかった。
だからこそ、これはまさにヒース・レジャーと友人たちが心を込めた映画なんだ。
satomiの勝手な
オススメ度
 ★ ★ ★ ★ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆



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