映画タイトル 戦場のピアニスト
英語タイトル the Pianist
映画上映時間 約148分
映画製作年 2002年
鑑 賞 日 2003年2月7日(金)
映画鑑賞方法 映画試写会
費  用 0円
この映画を観る
きっかけ
タイトルに惹かれて試写会に応募
映画監督 ロマン・ポランスキー
主な出演者 エイドリアン・ブロディ / トーマス・クレッチマン 他


映画ストーリー
1939年9月のポーランドのワルシャワ、ユダヤ人ピアニストのウワディスワフ・シュピルマン(エイドリアン・ブロディ)は、ワルシャワのラジオ局でピアノでを演奏していた。シュピルマンはラジオ放送でピアノ演奏をする仕事をしていたのだ。しかし、ポーランドはナチスのドイツ軍に侵攻され、そしてシュピルマンがラジオ放送でショパンの夜想曲をピアノ演奏をしている本番中に爆撃にあいラジオ局は崩壊してしまった。
ドイツ軍に占領されてしまったポーランド。ドイツ軍はユダヤ人に対して色々な規制をするようになる。そしてドイツ軍はユダヤ人をゲットーと呼ばれる場所に集め、ユダヤ人は全員その場所でしか住めなくなってしまった。1940年10月31日、シュピルマン一家の父(フランク・フィンレイ)と母(モーリーン・リップマン)、そして姉のハリーナ(ジェシカ・ケイト・マイヤー)とレギーナ(ジュリア・レイナー)、それから弟のヘンリク(エド・ストッパード)とシュピルマン本人も住み慣れた家を離れゲットーへ移った。
しかしそのゲットー地区内は悲惨な場所だった。毎日のように飢えで人が亡くなり、そしてドイツ軍による人狩りが行われていたのだ。シュピルマンの目の前で何人もの人がドイツ軍兵により殺され死んでいった。
1942年、ドイツ軍の為に仕事をしていない者は収容所へ送りこまれるとのウワサがたち、シュピルマンは家族の為の雇用証明を取りに走り回っていた。しかし、コレはあくまでも一時的な物でしかなかった。同年8月16日、大勢のユダヤ人が列車に乗せられ、そしてどこかへ連れていかれる事になった。その中にシュピルマン一家全員も入っていたのだ。しかし、列車へ乗る直前にシュピルマンだけが列から引き離され、そして逃げるように言われたのだ。他の家族はその列車に乗り、そして二度と戻る事のない列車の旅に行ってしまった。
一人生き残ったシュピルマンはゲットーの壁を壊す労働者グループに入って働いた。そこで役に立たなくなるとたちまち銃殺か、もしくは収容所へ送られて二度と戻って来れなくなる。シュピルマンはこのゲットー内から脱出する事にした。そして友人のマヨレク(ダニエル・カルタギローン)に頼み、ポーランド人歌手ヤニナ(ルース・プラット)に連絡を取ってもらって、そして自分をかくまって欲しいことを伝えてもらった。1943年2月、ついにシュピルマンはゲットー内から脱出した。
『ここから逃げ出すのは簡単だが、しかしその先生き延びる事は難しい』
そう言う友人マヨレクの言葉を受け止めながら…。

   “シュピルマン、ピアニストらしい名前だな”
satomiの勝手な
映画感想
この映画は実話である。ウワディスワフ・シュピルマンは実在したピアニストである。そしてそのウワディスワフ・シュピルマンは1911年にポーランド南部のソスノヴェッツで生まれ、そして2000年7月6日に88歳で他界した。

とにかく、これはスゴイ映画だ。戦争で苦しむユダヤ人が描かれているので絵的にはかなり暗いが、しかしかなりスケールの大きいストーリーだと思った。何度も繰り返し観ようとまでは思わないが、しかし絶対に一度は観ておいて欲しいと思う映画の1本になった。
この映画、2003年度のアカデミー賞にもノミネートされているらしい。しかも作品賞はもちろんの事、監督賞、脚本賞、主演男優賞、音楽賞、撮影賞、音響賞の7部門にノミネートされているらしい。この映画は必ず賞を取って欲しいと個人的には思う。
それと、ラストの方で出てくるドイツ軍将校のヴィルム・ホーゼンフェルト大尉の名もここに残しておきたい。
最後に余談だが、シュピルマンのピアノ演奏はエイドリアン・ブロディが弾いているとの事。
satomiの勝手な
オススメ度
 ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ☆
映画公式HP



あなたのこの映画への感想等をお聞かせ下さい。
是非掲示板へ書き込みして下さいネ♪



映画一覧リストに戻る