映画タイトル | アンストッパブル |
英語タイトル | Unstoppable |
映画上映時間 | 約99分 |
映画製作年 | 2010年 |
鑑 賞 日 | 2011年1月10日(月) |
映画鑑賞方法 | 映画館 |
費 用 | 1,000円(映画割引券を使用) |
この映画を観る きっかけ |
映画公開前のテレビCMを観て、ぜひ観てみたいと思っていた。 |
映画監督 | トニー・スコット |
主な出演者 | デンゼル・ワシントン / クリス・パイン 他 |
映画ストーリー |
ペンシルベニア州ブリュースターのミンゴ操車場。勤続28年のベテラン機関士フランク・バーンズ(デンゼル・ワシントン)は、数日前に会社から強制的な早期退職を言い渡されていた。そんなフランクと今日仕事のコンビを組むのは、勤続たった4ヶ月の新米車掌ウィル・コルソン(クリス・パイン)。しかもウィルは鉄道一家出身のため、会社から優遇されていた。こんな2人が今日担当する旧式機関車1206号に乗り込んだ。しかし2人の間には、重い空気が漂っていた。 ペンシルベニア州ウィルキンにあるフラー操車場。最新鋭のディーゼル機関車の39両編成貨物列車777号。その777号はエアブレーキが壊れていたが、そのまま牽引して修理をしようとしていた。しかし、牽引途中でポイントが切り替わっていないことに気付いた運転士は、他の者が無線で止めるのを聞かず、777号のブレーキをかけて一旦貨物列車の運転席を降りた。しかし貨物列車777号は、運転士がブレーキをかけてにも関わらず、ブレーキのかけ方が甘く、無人のままゆっくりと走りを始めた。それに気付いた運転士だったが、慌てて走り寄って777号に飛び乗ろうとしたが、飛ぶ乗るのに失敗してしまい、無人のまま777号はどんどん走り出してしまった。 フラーの列車司令室から報告を受けた操車場長コニー・フーバー(ロザリオ・ドーソン)は、最初自動ブレーキが作動して、その777号は止まると思っていた。しかし777号はエアブレーキが壊れていたままなのだ。当然自動ブレーキはかからない。しかもこの列車777号には、大量の化学薬品とディーゼル燃料が積載されており、このまま暴走を続ければ1時間40分後には人口密集地帯で脱線転覆し大惨事になることは避けられない。コニーは州警察に緊急配備を依頼し、会社上層部にこの件を報告した。 フランクとウィルの乗った1206号は本線を走っていた。その時、フランクは無線で777号の暴走を事件を聞いた。このまま本線を走り続けると、暴走している777号と正面衝突することになる。すぐに側線に入るよう無線で指示されるが、既に荷物である貨物を繋いでいた1206号は、かなりの長さがあったため、一番近い側線に入ることが出来ない。目一杯までスピードを上げ、1206号は何とか777号との衝突を避けて長さのある安全な側線に無事入った。 フランクとウィルは何とか難を逃れたが、暴走している777号は速度を増してまだ本線を走っていた。しかもこのまま走り続けると、その先には「魔の急カーブ」と言われるカーブがある。しかもそのカーブの高架下には、多くの燃料タンクが設置されており、そしてその先には住宅街が広がっていた。その急カーブで777号が脱線した場合、大惨事どころではないのだ。777号は「巨大ミサイル」化としていた。 側線に入った1206号、フランクは荷物の列車を切り離し、1206号の機関車両をゆっくりとバックで走り始めたのだ。ウィルはフランクに何をするのか訊ねると、このままバックで777号を追いかけ、そして777号の最後尾にこの1206号の機関車両を連結させ、そして1206号の機関車両のブレーキで777号の暴走を止めようと言うのだ。ウィルは猛反対した。しかしフランクの豊富な知識と直感をウィルは信じることにした。 フランクとウィルの戦いは始まった。相手は巨大ミサイル化している貨物列車777号。そしてタイムリミットは、魔の急カーブに差し掛かるまで。1206号の機関車両を猛スピードで走らせ始めた・・・。 |
satomiの勝手な 映画感想 |
この映画は実話です。2001年5月15日にオハイオ州で起きた。運転士のブレーキ操作ミスで午後0時35分に暴走を始めた。暴走したCSX社の47両編成Q88号には、空気に触れると爆発性混合ガスに変化する可能性のある液状フェノールが大量に積まれていた。このまま減速せずに走り続けると、人口15,000人のケントン市にある急カーブで脱線し、大爆発を起こす可能性が高かった。その大惨事を阻止するため、ベテラン機関士らが立ち上がったのだ。 この映画は実話なので、映画を観に行く前から全てのストーリーを知っていた。知っていたんだけど、最初から最後までずっと手に汗をかいていた。兎に角この映画の迫力はスゴかった!そしてラストでは涙が止まらなかった。久し振りに迫力ある映画を観た気がする。 |
satomiの勝手な オススメ度 |
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